免除規定により最短2時間で受講可能
墜落制止用器具は従来安全帯と呼ばれていた道具で、転落や墜落した際に体全体を支えて落下を防止できるので、作業者への体への負担もなく大事故を防止することができるメリットを持ちます。
フルハーネス型のみが墜落制止用器具であり、従来安全帯に含まれていたU字吊り用銅ベルトはワークポジショニング器具で墜落を制止する機能がないので、墜落制止用器具には含まれないといいます。
安全帯が墜落制止用器具に変更になっていたり、U字吊り用銅ベルトが対象から外された背景には、高所作業での転落や墜落事故が相次いで発生しているなどが挙げられます。
法律の改正に伴い名称の変更および墜落制止用器具はフルハーネス型と胴ベルトの2種類がある、そしてフルハーネス型は体への負担が小さく、胴ベルトのようにずれが生じて体を圧迫することがないなどの利点を持ちます。
ただ、このような器具を正しく使うことが自分の命を守ることに繋がりますので、法律の中では特別教育の受講への義務付けが追加されています。
墜落制止用器具使用従事者特別教育の講習を東京・千葉・神奈川で受講できるのが技術技能講習センター株式会社です。
こちらの会社では高所作業の経験が6か月以上ある場合は、免除規定にのっとり「労働災害の防止に関する知識(1時間)」と「関係法令(0.5時間)」の2学科のみを受講すれば良いことになっており、通常6時間の受講を短縮することができるようになっています。